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シンプルとエンプティ [  読んだ本・観た映画]

提灯.jpg

最近は、花火大会や盆踊り大会のためか、浴衣姿の人をよく見かけます。
その中には、独自の感覚でコーディネートしている人も。
頭にコサージュのような大きな造花を着けていたり。
耳より大きいイヤリングをしていたり。
「簡素さ」を大切にする日本的な美意識とはちょっと違うような。
「ゴージャス感」を重視する西洋的な美意識に近いのかしら?
私は、浴衣の柄が大きくて派手なら、頭はコンパクトにまとめたい。
そうしないと、メリハリがなくなってしまうと思うのですが。
今の日本人の生活スタイルは完全に欧米化しているので、西洋的な美意識が高い人が段々と増えているのかもしれませんね。

一方で、現代の生活では「シンプル」も重要なキーワード。
シンプルな生活をしていれば、日本的な美意識も保てるのかしら?
と思っていましたが、↓この本によればそれはどうやら違うらしい。

日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)


「シンプル」と、日本文化の美意識の真ん中あたりにある「簡素さ」は、成り立ちが全く違うのだそうです。
私なりに要約すると、

「シンプル」が現れる前は、「力」によって統治されていた時代で、物は「力」の表象だった。王の椅子は王の権力を表現するため豪華絢爛に装飾されていなければならない。簡素さは力の弱さとしてしか意味を持ちえなかった。しかし、近代社会の到来によって、物が「力」を表象する必要はなくなり、椅子は「座る」という機能を満たせばよくなった。形態と機能の関係は率直に計り直された。つまりシンプルという概念は、権力と深く結びついた複雑な紋様を近代の合理性が超克していく中に生まれてきた。

一方、日本の「簡素さ」が生まれたのは、応仁の乱後。長次郎の楽茶碗(→)や、今日の和室の源流と言われる足利義政の書院・同仁斎にある「簡素さ」は、かたちの合理性を追求した成果でもなければ偶然の産物でもない。「なにもない」(エンプティネス)ということが意識化され、意図されている。なにもないことは、人の関心を引き込む求心力として働き、受け手に積極的なイメージの補完をうながす。このような美意識が生まれた背景には、蓄積されてきた日本文化が応仁の乱によって完全にリセットされるほどのダメージを受けたことがある。失われた華美な装飾をなぞり直し復元するのではなく、むしろ究極のプレーンをもって絢爛さに拮抗しようとしたのではないか。

足利義政のような最高権力者が、「簡素」な美を生み出しているところが日本のユニークなところ。
しかし、究極のプレーンで絢爛さに拮抗しようという発想が面白い。
どういう頭をしているのでしょうか?
贅沢を極めた人だからこそ到達できる境地なのかしら…

日本の美には、「侘び寂び」もあれば、琳派のような豪華絢爛なものもあります。
でも、琳派にとっても「エンプティネス」は大事な要素なんでしょうね。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」も、尾形光琳の「燕子花図屏風」も、余白が目立ちます。
尾形光琳の「紅白梅図屏風」は、余白は少な目ですが、画面からはみ出している幹や枝が、人の関心を引き込む求心力として働いています。

現代社会では、左右対称など西洋的な美意識がふさわしい場所も多いですが、せっかく日本に生まれてきたので日本的な美意識も大切にしたいです。
次は、琳派の美意識に関する本を読みたいな。

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GRIT やり抜く力 [  読んだ本・観た映画]

東京は4/2に桜の満開宣言が出たようですが、うちの周りはそれホント?状態かも。
深川図書館の近くの、仙台堀川もこんな感じ。

sakura2017.jpg

木によって花の咲き具合が違うし、咲いている木もてっぺんが…
これできれいに咲きそろうのか心配です。
(2014年はこんなにきれいに咲いています→

かなり前に図書館で予約した本がようやく回ってきたので週末に読みました。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける


こういうのを読んでいると友達に
「この類の本はいくつも読んだんだから、後は実践あるのみでしょ」
と言われちゃいますが、全くその通り。
でも、忘れっぽい私は、定期的に同じような本を読まずにはいられない^^;

この本は、以下の3部構成になっています。

PART1 「やり抜く力」とは何か?なぜそれが重要なのか?
PART2 「やり抜く力」を内側から伸ばす
PART3 「やり抜く力」を外側から伸ばす

--------------
PART1では、「偉大な達成」を導く方程式は「才能×努力×努力=達成」だと述べています。
(才能×努力=スキル、スキル×努力=達成)
どれだけ達成できるかは、どれだけの才能があるかより、どれだけ努力できるかが重要。
努力とは一時的に必死にやることではなく、くる日もくる日もやり続けること=やり抜く力。

そして、PART1の最後で「やり抜く力」を強くするためには、年月とともに、つぎの1から4の要素が順番に強くなっていく必要があると述べています。

1.興味
自分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。

2.練習
「粘り強さ」のひとつの表れは、「きのうよりも上手になるように」と、日々の努力を怠らないことだ。自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする「練習」に励む必要がある。また、「やり抜く力」が強いということは、慢心しないということでもある。

3.目的
自分の仕事は重要だと確信してこそ、「情熱」が実を結ぶ。だからこそ、自分の仕事は個人的に面白いだけでなく、ほかの人びとのためにも役立つと思えることが絶対に必要だ。

4.希望
希望は困難に立つ向かうための「粘り強さ」だ。希望は、「やり抜く力」のあらゆる段階に欠かせない。

この4つの項目は、PART2で詳しく説明されています。
PART3では、主に子育ての視点から、どう「やり抜く力」を育てるか。
要約すると、以下のようなことだと理解しました。
 ・相手のためを第一に考え(自分の都合で考えない)
 ・相手が成長するための支援は惜しまず
 ・相手を甘やかすのではなく、高めるような要求=厳しい要求をし
 ・だが、最後は相手に決定権があることを忘れない(支配しない)
--------------

目新しい内容は特になかったのですが、エビデンス付きで説得力があります。
コンパクトに広範囲のことがまとめられているのも、良かったです。
自分がやり抜くだけでなく、やり抜く人を育てることに関しても書かれていたり。
(主に子育ての視点で書かれていますが、その視点は人を育てることに一般化可能)
自分が成長してくると、段々と人を育てる役割も担うようになります。
なので、PART3も重要ですね。

新年度からは、心を入れ替えて「やり抜く」人になりたいです。
まずは、自分の「興味・練習・目的・希望」を強める方法を考えてみようかと思います。
特に目的に関しては、以下のお話が心に残りました。

◆哲学(理念・ビジョン)がなければ失敗する
 哲学は究極の目標であり、その下にできるピラミット構造の目標の方向性と意義を与えるコンパスになる。
 上位の目標は「目的」だが、下位に行けば目的を達成するための「手段」も出てくる。
 下位の目標に関しては、臨機応変に切り替えることも必要。

ピラミット構造の目標設定するなら、『マインドマップ』ですね。
しばらくやっていないので(←ダメな私…)見直さないと。
人を育てることに関しては、以前読んだ『ケアの本質』という本がかなり良かった(→
これも読み返さないと。
新年度早々、やるべきこといっぱい…


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寄席に行ってみたい [  読んだ本・観た映画]

暖かかったのが急に寒くなり、なぜか寝不足感いっぱいの3連休。(冬眠?)
ちょっと喉も枯れ気味なので、最低限の外出しかしないことに。
ちょうど年末年始のTV録画が溜まっているので、それを観ちゃおう。
と見始めたのが1/2に放送されていた「落語the movie」(NHKのHP→)。

この番組は、落語に映像を付けてしまうという無謀?なもの。
噺家の声に合わせて俳優が動きを付ける「アテブリ芝居」です。
(そんな言葉知らなかった。)
現在、週1回、25分で2つの演目が放送されている番組だそう。
1/2は、今までの分を一挙にまとめて放送したらしい。

番組の冒頭で毎回
「想像で楽しむ落語の演目を、落語家の語るはなしに合わせてあえて映像化」
と言います。
映像を付けたら想像する部分がなくなって面白みが半減しそう。
と私も最初は思っていましたが、これが意外に面白い。
想像前に映像が見えるので、「何?どうしたの?」という楽しみはなくなります。
でも、落語は話の筋や結末が分かっているのに楽しんでいる人が多いはず。
なので、意外にそこは大きなマイナスにはなりませんでした。

それに意外な発見もありました。
噺家がかなり早いスピードで話しているとか。
(声にアテブリの芝居がついていけてないシーンが多々あり)
噺家は色々な役を演じ分けますが、意外に声自体は変わっていないとか。
(噺家の映像がないので、かえって区別しにくいシーンがあったり)

噺家の話芸のすばらしさに、改めて気が付きます。
そういえば、むかしよく落語を聞いている営業さんがいました。
「間」や興味の引き方が、勉強になるんだとか。
私も話下手なので、落語で勉強しようかしら。
最近は、ちょっとした落語ブームだそうです。
新しい世代の噺家さんを聞きに、寄席にでも行ってみようかな。


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怒りの炎を抱きしめる [  読んだ本・観た映画]

私は、喜怒哀楽がはっきりしているタイプだそうです。
怒っていないのに「怒っている?」と聞かれることもあります。
なので、怒りのコントロールは、ずっと私の課題です。

土曜日たまたま見たEテレの番組で、ヒントになりそうな話をやっていました。
その番組は「禅僧ティク・ナット・ハン 怒りの炎を抱きしめる」というもの。
(NHKのHP→ 期間が過ぎると削除されるかも)
この方は世界的に影響力のある禅僧だそうですが、私は全く知りませんでした。
2回シリーズの第1回目のアンコール放送の再放送だったようです。

第1回は、紛争や対立、差別などの「怒り」をどう変容させたらいいのか、波乱に富んだ人生からひもとく。真髄はブッダの教えに基づく「マインドフルネス(今ここに存在する自分に気づく)」。自と他の区別をなくすことで、怒りを静め、社会を変えることができると説く。原点は、ベトナム戦争。教えを受けた高僧の焼身や弟子の殺害に苦悩し、暴力で対抗せずに慈悲の境地に至る。そして、キング牧師と共鳴、国際社会を変革していく。
(NHK HPの説明書きから)

番組は、かなり高尚な内容でした。
レベルの高い怒りに対処できるなら、日常生活レベルの怒りにも対処できるはず。
「インター・ビーイング」と「マインドフルネス」の話が印象的でした。
(寝ぼけながら見ていたので、真意を掴んでいるか怪しいところもあります。)

インター・ビーイングは、怒りの発生を減らせそうな考え方。
マインドフルネスは、怒りへの対応方法。
両方を実践すれば、「怒っている?」と聞かれることもなくなるかも?

1.インター・ビーイング(相互共存)

蓮の茎を横にして指し示し、茎の右と左があるが、右が不要と切り捨てます。
しかし、残りは左だけにならず右が生じると指摘していました。
(左の中で、あっちは「左でも右(保守)寄り」と右を作り出す。)

私には、できるだけ「均一にしたい」欲求があります。
相手を尊重すると気持ちは持ちつつも、説得したがる。
でも、右あっての左、左あっての右。
すべて均一にすることなんて不可能なんですね。
自然界で考えれば当たり前ですけれど、人工的な世界に慣れると可能な気になってしまう。
私の「均一にしたい」欲求は、美的な感覚から来ている気がします。
均一の方が美しいと感じてしまうから。
古来、日本人の美意識は自然を基準とする(=均一を嫌う)ものだったはず。
自然から離れてきているからでしょうか。

2.マインドフルネス

番組を途中から見たからか、マインドフルネスの具体的説明は聞けませんでした。
ただ、番組中に、ティク・ナット・ハンの仲間の僧が言っていた言葉にどきっ。

怒っている間は口を開かない、武器を取らない、グラスを割らない
(武器…の部分は違ったかも)

私は、若い頃お皿を割りそうになったことがあります。
割りはしませんでしたが…
試してみなくては、マインドフルネス。

そういえば、マインドフルネスはNHKスペシャルの「キラーストレス」でストレスから脳を守る方法として紹介されていました。(NHKのHP→
怒っているときは、強いストレスを受けている時ですものね。

心をむしばむストレス、その正体として浮かび上がってきたのがストレスホルモンの「コルチゾール」です。長く続くストレスでコルチゾールが多量に分泌されると、脳の海馬で、神経細胞の突起を減少させることが分かってきました。海馬は、記憶を司り感情に関わる部位。損傷すると、認知症やうつ病につながる可能性が見えてきたのです。
(NHK HPの説明書きから)

怖~い。
この先も、体にも頭にも長く元気に働いてもらわなくてはいけませんから。
インター・ビーイングに沿った考え方とマインドフルネスを少し実践しなくては。


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「知性」にあこがれて [  読んだ本・観た映画]

今日はバレンタインです。
数年前までは自分用「ご褒美チョコ」を買っていましたが、最近はそれもなくなって。
私の体と頭には、飴よりもムチが必要そう。
そうしないとこれからの数十年を乗り切れそうもない、という危機感が強いです。

ということで、この本を読みました。

「反知性主義」に陥らないための必読書70冊



私は感覚主導の人間なもので、「知性」という言葉にはめっぽう弱くて。
読むべき本を探す参考にと、図書館で借りてみました。
予約して借りるまでに数ヶ月かかったので、それなりに人気の本みたいです。
(墨田区の図書館は蔵書が少ないので、時間がかかるのかも)

この本では、70人の知識人(?)がお奨めの1冊を紹介しています。
哲学から夏目漱石や宮沢賢治などの文学まで、色々な系統の本が混じっています。
(残念ながら、ほとんどの本を私は読んでいません)
ある人が推薦している本や人物を他の人がけなしていたりしますが、

知性的とは、常に自分に対して懐疑的で、自分の間違いを受け入れる準備があること。

という点は、ほとんどの方の共通認識みたいです。
ただ、何が正しくて何が間違っているかは、本当に難しい問題です。
何をよりどころにするかによって、判断が変わってきますから。

また、「反知性主義」という言葉を私は知らなかったのですが、色々な意味があるらしい。
多くの日本人には「知性」=善、「反知性」=悪のイメージだと思います。
が、アメリカでは必ずしもそうではないと書かれていて、私には衝撃的でした。 

いやはや、知性的であることは一筋縄ではいかない大変なことなんだ、と実感。
(そもそも「知性的」が善かという問題もあり?)
人に同調せず自分の頭で考え続けることが大切と、多くの方が書かれています。
となると読むべきは王道である哲学の本?
一方で、文学作品が複数挙がっていたのも気になります。
何事も、1つに偏らないバランスが大切なんだろうなぁ。
ということで、次はこの本を読んでみようと思います。

広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス



ちなみに、アメリカの「反知性主義」については、↓この本が詳しいらしいです。
この本も、そのうち読んでみたいです。

反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体 (新潮選書)



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老いた親を愛せますか? [  読んだ本・観た映画]

寒い日が続くので、お風呂で本を読む時間が長くなっています。
ちょうど読み終わったのが、『老いた親を愛せますか?』という本。

老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる



同じ著者の本『嫌われる勇気』が面白かったので。(→
が、今回は読み進めるのにちょっと苦労しました。
文章がす~と頭に入ってこない感じなのです。
並行して読んでいる他の本も同じような感じなので、私の理解力の問題みたい。
疲れているからか、加齢のせいなのか。
親のことを心配している場合ではなかったりして[たらーっ(汗)]

・ 子どもが親を幸福にすることはできない
・ 親がしたいことを子どもが止めてはいけない

という節タイトルがあるように、「親の人生は親のもの」というスタンス。
では、子どもはどうしたらいいのかというと

・ 尊敬とは、相手のありのままの姿を見ること
・ 相手の言動に「よい意図」があると思えば、人生の見方も変わる
・ 諦めずに「いま、ここ」でできることをやり続ける
・ 「ありがとう」といわれるより、自分から「ありがとう」という

とあるように、

親がこうする理由はこうだ!と確かめもせず決め付たりせず、
(↑こうすると、悪い感情に支配されやすい)
親がこうだから、ではなく、自分はこう考える、で行動する

ということかなと感じました。

自分を大切にし、相手を尊敬(尊重)する。
親子関係だけではなく、どのような人間関係にも必要なことでしょう。
親への接し方を見れば、自分がどのように生きているかも見えてきそう。

私は、
・ 相手の言動に「よい意図」があると思えば、人生の見方も変わる
という節に、痛いところを突かれました。
私は、リスク分析を重視するあまり、相手の意図を悪くとらえがちかも。
人がある行動をとる理由には色々な可能性があります。
自分に全部の背景が見えているわけでもないし。(←私は忘れがち。傲慢…)

また、文中に

親に感謝してほしいと思うことは
ほめられないと適切に行動をしない
子どもと同じ

というフレーズがあったのですが、これには苦笑い。
いや~、私はまだこのレベルなので、お恥ずかしい限り[ダッシュ(走り出すさま)]


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判断力の基本 [  読んだ本・観た映画]

最近、判断力の低下に危機感を覚えています。
そこで、新年最初に読む本をこの本にしてみました。

問題解決力を劇的に上げる 判断力の基本



「インバスケット」の本です。
wikipediaによれば、

インバスケットとは、架空の人物になりきり、制限時間の中でより多くの案件を高い精度で正しく処理することを目標とするバーチャル・ビジネス・ゲームのことである。

だそうで、この本によれば

自分の判断を客観的に見ることができ、しかも分析できる

ツールだそうです。


この本は、まず判断力関する簡単な説明があり、その後は

  倒れた人の後を継ぎ、あるプロジェクト(イベント)に関する20案件を1時間以内に捌く

となった場合、あなたならどうしますか?という実践練習になっています。

まず20通のメール(=20案件)を読んで状況を把握します。
これを含めて1時間で処理しなければいけないので、時間は結構ギリギリかも。
と思ったら、1案件につき4つの選択肢から1つ選ぶ方式だったので拍子抜け。
それなりに仕事をした経験のある人なら、選択肢を読むだけである程度解けそうです。

なので、まずは選択肢を見ずに、自分ならどうするかをしっかり考ることに。
その後で選択肢と解説を読みました。
制限時間内に済ませるためには、当然ながら優先順位付けが重要です。
解説の最初にも、そのことが書かれていました。
なのに、次は案件1から順番に解説されるのでちょっと違和感が^^;
自分の思考の流れで確認するため、私は重要な案件から解説を読みました。
複数の案件に影響を与える2つの問題の解説が間にあれば、私にはよりしっくり来たかな。

解説を読むと、自分の判断の傾向が何となく分かりました。
どうも私は判断すべきことに集中しすぎて、「伝達」系の案件を軽視している様子。
また、時間がないのに細かい案件で踏ん切りがつかない傾向もありそうです。
大きな問題では踏ん切りがつくので、力の配分が悪いということかな。

自分の判断力を客観的に評価する方法はなかなかないので、一度はおすすめです。
インバスケットの本はいくつも出ているようですね。


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私の理想 | 刑事フォイル [  読んだ本・観た映画]

あまりTVドラマを観ない私ですが、最近はまっているドラマがあります。

main01.jpg
画像は、AXN Mysteryからお借りしました。→
(私が観ているのはNHK BSですが)
右のおじさまがフォイル。

このドラマは、

舞台は、第二次世界大戦さなかのイギリス南部、ドーバー海峡に面した美しい町ヘイスティングズ。
この小さな町に忍び寄る戦争の影。戦時下だからこその悲しい殺人事件や犯罪を生む…。

警視正・フォイルは、一人の人間としてゆるぎない信念を持ち、次々と起こる事件に真摯に立ち向う!
ドラマの中では、戦争の悲惨や不条理も生々しく描き、これまでの刑事ドラマとはまったく異なる奥行きを持った作品として、イギリスでロングランのヒットシリーズとなった。

(NHK BSのHPより→

というように、ミステリーでありながら、人間ドラマ。深いです。
お話としては悲惨で暗いところも多いのですが、それを救うのがフォイルの魅力。

フォイルは、いついかなる状態でも感情のアップダウンがなく、「一定」。
が、感情がないわけではなく、一瞬ちらっと感情が見えることがある。
感情を完全にコントロールしているんですね。大人だ。

私は、どちらかと言えば喜怒哀楽がハッキリしているほうで、顔にも出やすい。
それで、周りの人や自分自身をも振り回してしまうことがあります。
なので、この「一定」を保てる人にものすごく憧れます。
いついかなる状態でも平常心で居られる人は、すごい。
並大抵の精神力ではありません。

このドラマを観るたび、私も努力しなければと思います。
どんなにがんばってもフォイルにはなれませんが。

ちなみに、NHK BSのHPの「フォイル豆知識」に、こんな記述がありました。

主人公フォイルの言動を見ていると、イギリス紳士の理想像が体現されているように思える。冷静沈着、どんな場面に出くわしても決してうろたえることがなく、静かに物事を処理する。声を荒げることもなければ、喜怒哀楽が表に出ることもない。もちろん、冷酷な人間というわけではない。英語に「上唇をギュッと閉めている」という表現があるが、そうした姿こそが、まずはイギリス紳士の大事な条件なのだ。だからフォイルは顔を崩して泣くこともなければ、大声で怒ることもなく、破顔一笑することもない。

このように書くと、血も涙もない冷徹な男のように思えるが、それは違う。心の中には喜怒哀楽が渦巻いていても、それをあえて抑えて面に出さないのである。イギリス紳士の優れた資質として「決してパニックに陥らない」。慌てふためくことがない点が挙げられるが、その意味でフォイルは理想的な人物である。

この解説は、かつての日本男児や武士の理想像にも通じそう。
なんだか興味深い。


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『情報の「捨て方」』を電子書籍で読んでみました [  読んだ本・観た映画]

目の前の事にすぐ興味が移って深追いし、本来やるべきことが片付かない。
そういう性格を直すヒントがあるかなと思い、この本を読んでみました。

情報の「捨て方」 知的生産、私の方法 (角川新書)


(私が購入したのはhontoですが、リンク先をAmazonにしたのは、書評が充実しているからです。
この本では、書評の参考の仕方にも少し触れています)

う~ん、いまひとつ言いたいことが頭に入ってこなかったです。
その理由の半分は期待した内容とズレていたこと、もう半分は電子書籍だったからかも。

私は、電車で読むと地下鉄1駅(2分)で吐きそうになるし、机の前や寝そべっているとすぐ眠くなるのです。
そのため、本を読むのはもっぱらお風呂の中。
本に集中できるけれど、適度にリラックスできて、頭が柔らかくなる最高の環境です。
が、電子書籍だとお風呂の中に持っていくわけにもいかず。

しかも、この本はhontoの100%OFFクーポンを使ったので、タダで入手。
(hontoは通常価格はAmazonより高いことが多いですが、クーポンを乱発しているのでお得なことも)
元をとるためしっかり吸収しようという動機付けがありません...
やっぱり、本は身銭を切って買うべきですね。

私が理解した内容(なので、著者の言いたいこととはズレているかも)は

・ アウトプットを意識してインプットせよ。
  (=アウトプットにつながらないインプットは無価値)
・ 一方で、教養(=すぐには役に立たない)も大切。
  ただし、戦略的に深める領域を選択せよ。
・ 情報は点ではなく、流れで捉えよ。(比較基準を持て)
  例えば、ランチには立ち食い蕎麦ばかりでなく、たまにはコース料理を食べるなど幅を経験しておく、
  アメリカと国交を回復する前のキューバに行って、その後どう変わるかの比較基準をインプットする、など。
・ 1つのことを深く考える訓練を日常的に繰り返せ。

その他、著者のやり方が詳しく説明されていますが、ばっさり忘れました[あせあせ(飛び散る汗)]

今は、人より早く情報を知ることがもてはやされています。
しかし、そのような情報はすぐに陳腐化して際限がなく、体力を消耗するだけ。
むしろ、多くの人が知っている情報から、他人が見落としている本当の意味を掴んだり、新しい価値の創造をすることの方が、長く利益を享受できる。
そのためには、やはり「深く深く深く」考えなければいけない。
価値の低い情報を消費しているひまはない。
という自覚が情報を接する上では一番大切と感じました。
情報過多の時代には難しいことですが、だからこそ、それができる人が頭1つ上に行くんでしょう。


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やめられない体質 [  読んだ本・観た映画]

ここ数日の情報系テレビ番組は、新国立競技場のニュースが多いですね。
先日、池上彰さんが

責任の所在があいまいなまま突っ走り、「決まったことだから」と、途中でやめることができない。これが日中戦争から太平洋戦争にかけての日本の歴史。と思っていたら、新国立競技場をめぐる問題も、そっくりです。

と書いていた(毎日新聞→
と友達に聞いてから、こちらの本を読み始めました。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)



「日中戦争から太平洋戦争にかけて」の日本軍の組織について分析した本です。
実は3年前に、『失敗の本質』をネタにした本『超入門「失敗の本質」』を読んだことがあります。(→

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ



この本も、日本軍と同じ問題が現代日本の組織にはあると指摘していました。
納得するものがあり、より深い内容らしい元ネタの『失敗の本質』を読み始めたのですが、途中で挫折。
今回、もう一度チャレンジしているところです。

現代は、全てが組織(システム)で動く時代。
日本軍や国家プロジェクトだけでなく、自治会やPTA、会社や職場のチームもそうです。
となると、日本人がやってしまいがちな失敗は知っておく必要がありそうです。

ところで、最近「年収1,000万でも将来のリスクはある」と聞きます。
贅沢が身について、年収が減った時に身の丈にあった生活ができず破綻するリスクだそうです。
個人レベルでも国家レベル(日本だけでなく)でも、これは大きなリスクかも。
やっぱり、「柔軟に変化できる人間しか生き残れない」ということかしら。


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